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Boost! Actionの「テーブル行追加」機能における動的な行数指定方法

「テーブル行追加」機能では、追加する行数をBoost! オリジナル関数を利用して、動的に変更させることが出来ます。

このページでは、指定された月の日数分の行を追加し、行番号を振る一例をご紹介します。

フォーム内容の確認

今回の例では、月を指定する日付フィールド、行番号となる数値フィールド、行番号を元に計算した日付フィールド、さらにその日付の曜日を表す文字列フィールドを用意しました。

プラグインの設定

動作条件は月指定の日付フィールドに入力があるという条件にします。

「下限行数または計算式」には、以下の関数を入力します。

DATE_FORMAT(DATE_CALC(%Month%,"first-of-month,1 month,-1 day"),"d")

「%Month%」の部分は各自のフィールドコードで置き換えて下さい。

各関数の詳細に関しては以下のURLから確認して下さい。
Boost! オリジナル関数

「固定値や計算結果を挿入」には、以下の関数を入力します。

RowNo
0

MAX関数で行番号を作成する為に、初期化をします。

RowNo
MAX(%RowNo%)+1

MAX関数で該当フィールドの最大値を取得し1を加算します。

Date
DATE_CALC(%Month%,"first-of-month,-1 day,%RowNo% day")

MonthフィールドとRowNoフィールドで日付を作成します。

Week
WEEK_CALC(%Date%)

作成した日付の曜日インデックスを取得します。

Week
IF(%Week%="0","Sun",IF(%Week%="1","Mon",IF(%Week%="2","Tue",IF(%Week%="3","Wed",IF(%Week%="4","Thu",IF(%Week%="5","Fri","Sat"))))))

曜日インデックスを曜日名に変換します。

「%***%」の部分は各自のフィールドコードで置き換えて下さい。

複数の関数をテーブル内フィールドに対して実行する場合は、上段の関数から順に、全てのテーブル行に対して処理を行った上で、下段の関数へと進んでいきます。

各関数の詳細に関しては以下のURLから確認して下さい。
Boost! オリジナル関数

プラグインの実行

今回の例では、詳細画面のボタンから実行してみました。

テーブルセルの背景色についてはBoost! Styleページをご覧下さい。

料金

Boost!シリーズのプラグインはすべて無料でダウンロードして使用できますが、3ヶ月の試用期間を過ぎると、インストールしているアプリ毎に1日1回、ライセンス購入を促すメッセージが表示されます。このメッセージを表示させずに利用する為には、年額10,000円をお支払頂く必要があります。

メッセージ内容を確認

Boost!はドメインライセンスになりますので、ユーザー数に上限はありません。

個々の製品単位ではなく、Boost!シリーズ全体としてのライセンスであり料金になります。

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