kintone plugin series
kintoneのレコードを外部に公開するWebページを作成する為の設定を行うプラグインです。
webページに表示するレコードの条件やフィールドは参照する一覧(表形式かカレンダー形式)の設定に準拠したものになります。
また、入力内容に合わせたフィールドの表示切り替えや強調表示が自動的に行えるように、Boost! Styleを動作させたり、Boost! Injectorを連動させることで、画面上でレコードの追加や編集を行うことも出来ます。
ダウンロード
ダウンロードしたZipファイルは解凍せず、そのままkintoneへインストールして下さい。
Boost!シリーズのプラグインはすべて無料でダウンロードして使用できますが、3ヶ月の試用期間を過ぎると、インストールしているアプリ毎に1日1回、ライセンス購入を促すメッセージが表示されます。
インストール
インストールをしたら、プラグインの設定画面を開き、動作設定を行います。
設定
プラグインの設定画面を開いて、表示内容に合わせた各種設定をします。
各設定項目については以下をご確認下さい。
項目 | 説明 |
---|---|
参照する一覧 | webページに表示するレコードの条件やフィールドの参考とする一覧(表形式またはカレンダー形式)を指定します。 |
タイトル | ページ上部のヘッダーエリアに表示されるタイトルを入力します。 |
説明 | ページ上部のヘッダーエリアに表示される説明文を入力します。 |
ディレクトリ名 |
Webページを配置するディレクトリ名を入力します。
「echo」というディレクトリ名を入力した場合は、「https://echo.kintone-booster.com/echo/」がWebページのURLとなります。 入力できる文字は、半角の数字、半角の小文字の英字(a-z)、およびハイフン(-)やアンダースコア(_)などの記号です。 |
ログインユーザー | レコードを取得する為にkintoneにアクセスする際のユーザーを指定します。 |
パスワード | レコードを取得する為にkintoneにアクセスする際のユーザーのログインパスワードを入力します。 |
Basic認証用ユーザー | Basic認証を設定している場合には、Basic認証のユーザー名を入力します。 |
Basic認証用パスワード | Basic認証を設定している場合には、Basic認証のパスワードを入力します。 |
固定パスワードで制御する | 作成するページへのアクセスを固定のパスワードで制御したい場合は、それを入力します。 |
フィールド値の入力で制御する |
作成するページへのアクセスを登録済みレコードの指定フィールドの値で制御したい場合は、それらを指定します。
フィールド値でアクセスを制御する場合は、表示するレコードの絞り込み条件にそれらのフィールドの内容が自動的に追加されます。 |
連動プラグイン |
アプリにBoost! Styleがインストール済みであり、それを連動させたい場合はチェックを付けます。
連動プラグインを使用する場合は、それらの動作条件で「インジェクターのみで実行」または「PC版とモバイル版の両方、またはインジェクターで実行」にチェックが付いている必要があります。 連動プラグイン側の設定を変更した場合は、本プラグイン側も再度保存する必要があります。 |
Injector連携 |
Boost! Injectorを使用して、作成したWebページ上で新規レコードの追加や、既存のレコードの閲覧・編集を行う場合は、それぞれのURLを入力して下さい。
編集用のInjectorは閲覧専用とするとこも出来ます。 |
設定が完了したら、「OK」ボタンを押下し、プラグイン設定画面の「保存する」ボタンを押下します。
保存が完了すると、自動的にWebページが作成されますので、ディレクトリ名欄に記載されたWebページのURLにアクセスして内容をご確認下さい。
操作
作成したWebページにアクセスしてkintoneの一覧を表示させます。
漏斗アイコンをクリックすると、追加の絞り込みが出来ます。
固定パスワードやフィールドを利用したアクセス制御を指定した場合は、webページにアクセスする際にポップアップウインドウが表示されます。
Boost! Injectorを連動させれば、画面上でレコードの追加や編集を行えます。
料金
Boost!シリーズのプラグインはすべて無料でダウンロードして使用できますが、3ヶ月の試用期間を過ぎると、インストールしているアプリ毎に1日1回、ライセンス購入を促すメッセージが表示されます。このメッセージを表示させずに利用する為には、年額10,000円をお支払頂く必要があります。
Boost!はドメインライセンスになりますので、ユーザー数に上限はありません。
個々の製品単位ではなく、Boost!シリーズ全体としてのライセンスであり料金になります。