kintone plugin series

ルックアップフィールドの取得条件を動的に変更したり、参照元レコードのテーブルデータをコピーしたりするプラグインです。
その他に、参照元アプリの複数のレコードをテーブルにコピーしたり、参照元アプリ側のフィールド値を利用して取得条件を動的に絞り込んだりすることも出来ます。
ルックアップフィールドの仕様にもどかしさや物足りなさをお感じになられている方は是非ご利用下さい。
ダウンロード
ダウンロードしたZipファイルは解凍せず、そのままkintoneへインストールして下さい。
Boost!シリーズのプラグインはすべて無料でダウンロードして使用できますが、3ヶ月の試用期間を過ぎると、インストールしているアプリ毎に1日1回、ライセンス購入を促すメッセージが表示されます。
インストール
インストールをしたら、プラグインの設定画面を開き、動作設定を行います。
設定

まず、設定の対象となるルックアップフィールドを指定します。
指定出来るルックアップフィールドは、ルックアップフィールドの設定画面で「コピー元のフィールド」として指定された参照元アプリ内のフィールドにおいて、「値の重複を禁止する」にチェックが入っているものに限られます。

ルックアップの参照元アプリのデータをもとにドロップダウンを生成し、選択された値をルックアップの絞り込み条件に追加したい場合は、「カスケード」欄で設定を行います。

フォーム内の他のフィールドの値を参照し、ルックアップの絞り込み条件に追加したい場合は、「動的絞り込み」欄で設定を行います。
ルックアップフィールドの設定画面で「ほかのフィールドのコピー」として指定されたフィールドを絞り込み条件に指定すると、そのフィールドは入力が可能な状態へ変更されます。

ルックアップの参照元アプリから本プラグインで指定した絞り込み条件に合致するレコードをテーブルにコピーしたい場合は、「マルチコピー」欄で設定を行います。
マルチコピー機能はテーブル内に配置されたルックアップフィールドでは使用できません。
こちらの機能を利用するには、追加でコピーを実行するボタンを配置するスペースフィールドを用意しておく必要がありますので、ご注意下さい。


ルックアップで取得したレコードのテーブルデータをテーブルにコピーしたい場合は、「テーブルコピー」欄で設定を行います。
コピーするフィールドのマッピングは、「設定画面を開く」ボタンをクリックして表示されるフォームで行います。
こちらの機能を利用するには、コピー済のテーブル行の削除やルックアップの再取得時に、どの行がコピー済みであるかを判断する為に使用する文字列(1行)フィールド(コピー元ルックアップ識別フィールド)が別途必要になりますので、テーブル内に配置するようにして下さい。
操作


「カスケード」の設定を行うと、対象となるルックアップフィールド横に絞り込み用のドロップダウンが生成されます。
「取得」ボタンでレコードを取得する際には、このドロップダウンの値が絞り込み条件に追加されます。
「カスケード」と「動的絞り込み」を同時に設定した場合は、それぞれが絞り込み条件に追加されます。


「動的絞り込み」の設定を行うと、指定されたフィールドの値がルックアップの絞り込み条件に追加されます。
「カスケード」と「動的絞り込み」を同時に設定した場合は、それぞれが絞り込み条件に追加されます。



「マルチコピー」の設定を行うと、指定した位置にボタンが表示されます。
表示されたボタンをクリックすると、コピーするレコードの選択画面が表示されますので、コピーしたいレコードを選択し、テーブルにコピーします。
「カスケード」と「動的絞り込み」を同時に設定した場合は、それぞれが絞り込み条件に追加されます。

「テーブルコピー」の設定を行うと、ルックアップで取得したレコードのテーブルデータがテーブルにコピーされます。
料金
Boost!シリーズのプラグインはすべて無料でダウンロードして使用できますが、3ヶ月の試用期間を過ぎると、インストールしているアプリ毎に1日1回、ライセンス購入を促すメッセージが表示されます。このメッセージを表示させずに利用する為には、年額10,000円をお支払頂く必要があります。
Boost!はドメインライセンスになりますので、ユーザー数に上限はありません。
個々の製品単位ではなく、Boost!シリーズ全体としてのライセンスであり料金になります。
Boost! InjectorとBoost! Echoに関しましては、3ヶ月の試用期間を過ぎた段階でライセンスの購入がお済でない場合は、使用が出来なくなりますのでご注意下さい。